
散歩にて
今朝の出来事です。
「きゃん」と言うさくらの声でデッキの方を見やると
さくらが右手(右前足)を宙に浮かせて
まるで「悲劇のヒロイン」、はたまた「薄幸の美少女」というような表情で
ガラス越しに私の方を見つめています。
少女マンガの主人公のような大きな黒目がちの目をウルウルとさせて。
「どうしたの?お手てが痛いの?」とそっと撫でてやりました。
いつもだったら、頭を撫でられると逃げるのに、それも嫌がらず、
寄り添って、私の鼻の頭を舐めたりします。
足の様子を見てみましたが、骨が折れているようではないので、
「ここにねんねしてなさい。そしたら痛いの治るからね。」と
さくらのそばに毛布を敷いて寝かせました。
夫がウッドデッキに出て、
「どうした?」と右足を撫でてやると、
さくらはパッと立ち上がり、戦闘態勢になりました。
夫はビックリ仰天。
「おぬし、図りおったな。」と、これまたいつものように
ほうきを持って構えの姿勢。
二人はいつも「ちゃんばらごっこ」で戦っているのです。
それにしても、先ほどのさくらの痛々しい表情は何だったのでしょう?
突然、痛みが取れたのでしょうか。
変わり身が早いと言うか、回復が早いと言うか……。
まさか演技だった訳ではないでしょう。
それほどさくらには知恵がありません。
でも、もし夫をおびき寄せるための演技だとしたら、たいした役者です。
その真偽のほどはわかりません、今でも謎ですが、
あの時のさくらの表情を思い出すたびに笑ってしまいます。


さくら、6か月。こんなに大きくなりました。
今朝は八ケ岳も南アルプスもすっきりと良く見えましたので、
私も散歩に行くことにしました。
いつもは夫とさくらだけの朝の散歩ですが、
「きょうはお母さんも一緒♪♪」と喜んでくれたのか、
後ろを振り返って、私を待っています。
おうちではとてもいい子なのですが、
散歩に出ると、あっちに行ったり、こっちに来たり。
前に行ったり、後ろに戻ったり。
文字通り「道草を食う」のです。
ご飯をちゃんと食べているのに、食い意地がはっているのかしら。
草を食べちゃうなんて。
午前中 K美さんの授業がありましたので、その話をすると
「胸焼けすると草を食べるのよ。犬は食べられる草をちゃんと知っているから大丈夫。」
とのことでした。
草は胃腸薬だったのですね。
それにしても、もう少し落ち着きがあっても良さそうなものなのに。
良く言えば 「好奇心旺盛」 悪く言えば 「落ち着きが無い」。
よそのお子さんは、お行儀良く散歩している様子なのに、
うちの子はふらふら、ふらふら。
大人になったら落ち着くのでしょうか?
さくらの後ろに見えるのが八ケ岳です。

良い季節になりました。

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